フィールドワーク先(調査地)の紹介
加藤ゼミといえば毎年恒例のフィールドワークです!2021年度はコロナ禍ということもあり厳しい状況でしたが大学からの許可を得て、フィールドワーク調査を成功させました。また、フィールドワーク調査が厳しい施設などにはオンラインでの取材を行い、工夫をしながら研究を進めていきました。以下、班ごとの調査概要と、フィールドワーク時の写真です。
・班ごとの調査概要
<福祉班>
―調査場所―
・新潟県長岡市 「福祉コミュニティ活動」「産後ケア事業」「”子育ての駅”運営事業」
・富山県富山市 総曲輪レガートスクエア
・富山県 とやまっ子すくすく電気
―調査内容―
福祉班では、子育て支援、福祉、女性の就労支援の3つのテーマを軸に、新潟県と富山県の事例の調査を行いました。
新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、オンラインツールを用いた取材をメインに調査を行いました。富山県の「医療・福祉・健康」をテーマとした複合型施設・総曲輪レガートスクエアのみ、先方の了承を得られたため、施設の視察と取材を現地で実施することができました。
調査を通して、文献やインターネットの内容だけでは知りえなかった情報を得ることができ、より充実した共同論文を書き上げることができました。
写真1 総曲輪レガートスクエア内にあるコミュニティスペース
<教育班>
―調査場所―
・福井県土木部砂防防災課 福井市防災センター
・新潟県アグリパーク
・福井県 教育博物館
―調査内容―
教育班では教育格差、場の教育、防災教育を研究の中心において、福井県と新潟県でフィールドワーク調査を行いました。
福井県では福井県教育博物館や福井市防災センターなどを訪問し、現地の方々から直接お話を聞く機会を頂きました。また、福井県土木部砂防防災課の職員の方にオンライン取材も行い、福井県の防災教育の実態を知ることができました。
新潟県では農業体験を通した総合的な教育を目指して活動している「アグリパーク」に伺い、搾乳体験やピザ作りなどの貴重な体験をさせて頂くことができました。体験を通して、子どもたちが体験学習を通じて楽しみながら学びを深める様子を目の当たりにすることもできました。
写真2 福井県教育博物館
<交通班>
―調査場所―
・富山県富山市交通政策課
・富山県黒部市宇奈月温泉
・富山県富山市岩瀬地区
・新潟県新潟市都市政策部都市交通政策課
・福井県福井市都市戦略部地域交通課
―調査内容―
交通班では各人の関心に基づき、新潟県と富山県、福井県でオンライン取材とフィールドワーク調査を行いました。新潟県では新潟市都市政策部都市交通政策課に調査を依頼し、新潟市の新バスシステムへの知見を深めました。富山県では富山市交通政策課や都市計画課の方にお話をお伺いし、”お団子と串”モデルやコンパクトシティ、岩瀬地区の景観整備について多くの情報を吸収することができました。富山県黒部市宇奈月温泉では一般社団法人でんき宇奈月にオンライン取材を行い、再生可能エネルギーを利用した地域づくりについて現状や課題を伺いました。福井県では福井市都市戦略部地域交通課の方からお話を頂戴し、えちぜん鉄道の復興に伴う交通まちづくりの成功要因について理解を深めることができました。
写真3 富山県黒部市宇奈月温泉 黒部峡谷鉄道欅平駅
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